Home Music About Us License PC to Audio Sys Links Mail

H-Counter ハンマー・ダルシマー について

Last updated: August 3, 2005

Voices from the Oregon Trail

Voices from the Oregon Trail
Hammer Dulcimer

Hammer Dulcimer
クリックすると "TRAIL BAND MEDLEY" が聞えます。
1994年に幕張メッセで 「アメリカンフェスティバル」 というイベントが行われた 際、私も出かけてスミソニアン博物館所蔵のアポロ宇宙船も見ることができまし た。 この時アトラクションとして出ていたのが Oregon から来ていた "The Trail Band" というグループでした。 彼らは米国で時々子供達の前で 「ミュージカル・プレイ」 を披露して "Oregon Trail" を中心とした開拓の歴史を教えているとのことでした。

すばらしい演奏に感激してその時彼等のアルバム "Voices From The Oregon Trail" を求めました。開拓当時の Trad ソングや当時の模様を歌ったオリジナル・ソングが入っています。
現在 INSTRUMENTAL のセクションで流れている最初の2曲がこのアルバムに収録されていたものです。そしてその2曲目の "TRAIL BAND MEDLEY" には ハンマー・ダルシマー (Hammer Dulcimer) という珍しい楽器が出てきます。 幕張での演奏の時もこのハンマー・ダルシマーが出てきて、初めて見た私は大変びっくりしましたが、その後は一度もお目にかかることがありませんでした。

今回この曲を聴いて、札幌の けいいちろう さん が大変興味深いメールを送って下さいました。 けいいちろう さん は、奥さんや近所の愛好家と一緒にアイリッシュ・ミュージックを演奏して楽しんでおられ、またその一部はご自分のブログサイト North Shamrock で聴くこともできます。

掲示のお許しをいただきましたので、以下 けいいちろう さん のメールをご覧下さい。


ご無沙汰しております。 north shamrock の けいいちろう です。

今回の更新でハンマーダルシマーの曲があったので嬉しくなりメールしました。
「あまり聞くチャンスが無い」 と紹介されていた楽器ですが、実は、うちの家内が普段はボタンアコーディオンですが、ハンマーダルシマも持っていて時々演奏しています。
今回の"TRAIL BAND MEDLEY" は2人で興味深く聞きました。
ご存知の通り僕らはアイリッシュミュージックが専門ですが、ハンマーダルシマ奏者というのはなぜかアイリッシュをよく演奏します。
(アイルランドでは不思議とこの楽器を見かけないのですが・・・笑)
北海道では "Hard to Find" というハンマーダルシマを主体としたプロのバンドがいて 彼らもアイリッシュを中心に演奏しています。その影響で、特に北海道ではハンマーダルシマ奏者は割りと多く道内のアイリッシュ・ミュージック愛好家の間ではとても身近な楽器です。
共鳴箱に張られた弦を叩く、ピアノの原型でもある 「打弦楽器」 と呼ばれるこの種の楽器は、中国のヤンチン、インドのサントゥールなど世界中にあるのですが日本ではあまりなじみがありませんよね。
チューニングさえしっかりすれば、叩くだけでキレイな音が出るという、ヴァイオリンなどと違い、努力の割りに満足度の高い(?笑)楽器なので、もっと普及してもいいのになぁと思います。

今回は The Cheftains の曲もありましたね。 彼らは本当にアイリッシュ界ボーダーブレイカーで、内にこもりがちなアイリッシュですがいろんな他ジャンルのアーティストの共演で世界が広がります。 ブルーグラス畑の人と、 The Cheftains の話がきっかけで仲良くなれることも少なくありません。

では、これからも良い音楽聞かせてください。

けいいちろう


以上の様に北海道では、アイリッッシュ・ミュージックにこだわっている方が活発に活動しておられ、更にハンマー・ダルシマーも使っていることが分かりました。勿論首都圏などにも同じような活動をしている方がおられるとは想像するのですが、はるか北の北海道に根付いている点が注目されます。

インターネットで調べてみましたら、米国では "Hammered Dulcimer" とも呼ばれていて、あちこちに 「ダルシマー・クラブ」 という同好会があるようですが、 「ラップ・ダルシマー」 とか 「アパラチアン・ダルシマー」 と呼ばれる膝の上に載せて演奏する小型のものが比較的多いようです。 その辺の様子や、ハンマー・ダルシマーの歴史などを下のリンクからご覧になって下さい。 教えていただいた HARD TO FIND へのリンクも掲載しました。

音楽では、(アルバムが沢山売れているもの = 良い音楽) という公式はあまり当てはまらないので、「マイナーだけれど良いもの」 にこだわって活動することがとても重要だと思いました。
また、ヒットチャートの上位にある曲ばかりを並べても、「本当の音楽ファン」 に感銘を与えるような番組には必ずしもならないということも事実です。 良い音楽は普段見え難いところにも沢山あるような気がします。


North Shamrock
札幌の けいいちろうさん による 「アイルランド伝統音楽を楽しむブログ」


HARD TO FIND
上の けいいちろうさん のメールにあった HARD TO FIND のサイトです。
札幌の 小松崎 健 さん (ハンマー・ダルシマー奏者)を中心に 1988 年に結成されたアイルランドの伝統楽器を使用するユニークなアンサンブルで、アイルランド、東欧、北欧諸国の音楽を中心に、アジアからヨーロッパまで、幅広い地域の音楽をオリジナル曲を交えて演奏しています。


The Trail Band
Oregon Trail に関するミュージカル・ショーの公演を行ったりアルバムを出しているグループ


Hammered Dulcimer Page
ハンマー・ダルシマーに関する広範囲な情報が掲載された米国のサイト



このページのトップに戻る